アルカノイドとは？健康成分

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アルカノイドとは

アルカノイドは、植物の組織中にある、窒素を含むアルカリ性の有機化合物の総称。
では、有機化合物とは何か？この有機化合物とは炭素原子を含んだ化合物のことで、生物を構成している主要な要素。

このアルカノイド、従来までダイエットサプリメントの成分として利用されていました。

アルカノイドの種類については、2500種類以上あるといわれています。その中でも、わずかな量で人体に強い作用がある種類が多く、古くから医療、薬、具体的にはモルヒネやアトロピンなどで使用されてきました。

そのほか、アルカロイドというと、トリカブトやベラドンナというような人を死に至らしめる猛毒、劇物と言うイメージが強いですね。

もう一度アルカノイドの定義を確認すると、「アルカノイドは、植物の組織中にある、窒素を含むアルカリ性の有機化合物の総称。」です。

そんなアルカノイドは、ガン細胞の増殖を抑制する働き（抗がん作用）や抗炎症作用などの良い効果も確認されています。一長一短の特徴を持つものが多く、例えば私たちの生活の中で身近なアルカノイドでは、緑茶、紅茶、コーヒーのカフェインやタバコのニコチンもアルカノイドの仲間です。

その他、ダイエットサプリメントの主成分として使われていたアルカノイドですが、2004年にアメリカの政府機関：FDA（アメリカ食品医薬品局）により危険と判断され販売が禁止されています。

アルカノイドのダイエットサプリメントは禁止されたとはいえ、普通のサプリメントや健康食品としては、販売されています。アルカノイドは摂取量やアルカノイドの種類によっては、とても危険な物もあるといわれ、副作用の考えられるものも多く、安心できる所からの購入以外は避けた方がいいかもしれません。

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