葉酸とは、「ようさん」と読みます。「はさん」と読めなくもありませんが一般的には”ようさん”と呼ばれています。
葉酸は、ビタミンB郡と呼ばれる栄養素の固まりの一部。
葉酸の他にビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸の8種類の栄養素が集まったグループをビタミンB郡といいます。
ビタミンB郡のひとつである葉酸は、野菜やくだものに多く含まれています。
中でもほうれん草には、たくさんの含まれています。葉酸だけを取ると何か弊害がある、と言うわけではありませんが、このビタミンB郡に含まれる栄養素は互いに助け合うことでバランス良く働くため、どれかひとつ、例えば葉酸だけでなく、ビタミンB郡としてバランス良く取ることによって体に良い働きをします。
ほうれん草も食べやすい部類の食物ではありませんが、人気のほうれん草ソテーなどで、ひとり暮らしの方や魚などをあまり食べない方におすすめです。
葉酸は、妊娠中のに摂取しなさいと良く本やテレビなどで紹介されていますが、妊娠中の女性と赤ちゃんの健康に役立つ栄養素です。
葉酸を摂取することにより、 二分脊椎(にぶんせきついしょう)や未熟児が生まれてくる確立を70%も軽減することができると言われています。
※二分脊椎(にぶんせきついしょう)とは2本の足で歩けなくなる症状。
妊娠中の胎児とお母さんに必要な栄養素により未熟児の確率を減らせます。
また、ビタミンB郡に含まれる葉酸とビタミン12は貧血防止に必要不可欠な栄養素で、体内の赤血球を作る働きを良くし血液の循環を良くする効果もあるといわれているのです。
貧血を防ぐ効果からか、動脈硬化の予防にも一役かっています。動脈硬化となると、脳梗塞や心筋梗塞などの病気を引き起こしてしまいます。それらの病気を防ぐには葉酸が最も効果的な栄養素です。
脳や神経の健康を保つ効果の他、葉酸には、細胞を新しく作り出すための手助けとなる効果があります。
葉酸の摂取量については、取りすぎても余計な栄養素は尿や汗などによって体外に放出されますが、細胞の入れ替わりが著しい口の中にある粘膜などは、まれに口内炎などを起こす原因になる場合もあるそうです。
葉酸が含まれるビタミンB郡の栄養素のある食物は、料理などの加熱によって5割ほど栄養素を失ってしまうため、できる限り火を通さず、生に近い形で摂取できれば最も効率的です。
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